朝、仕事に出かけ、夜遅く戻って資格の勉強。

四六時中、会社の為にしか時間を使ってない気がする。

所詮、人間は消耗品。

とりあえず考える事を放棄してみる。

もう絵を描く事もバイクに乗る事も面倒になってきた。

人付き合いも面倒だし、いちいち他人に気を使うのも億劫だ。

やはり自分は早死にするに限る。

地獄の針の山を歩かされたり、血の海で浮き沈みしている方が今より遥かにマシに思える。

お迎え来ないだろうか。
どっちの相手が楽かと考えてみる。

間違いなく前者。

人付き合いが億劫でたまらない。

何故か、他人が鬱陶しく感じる。

特に家族に対して苛々する。

何で干渉してくるのやら。
生き方も死に方も自分で決める。
プリンターの納品に行った先で、小学校時代の同級と15年振りに再会した。

結婚し2児の母親になっていたのには驚いた。

久方振りの再会ともあって話が盛り上がり、根掘り葉掘りこちらの事を聞かれたが、いつぞやの変な勧誘の時とは違うので、話し易かったのは幸いか。

ただ、話の中で聞くべきではなかった事が一点あった。

私が知るべきではない事。

それを聞き、知ってしまった。

まさに絶対的一方通行。

行きは良い良い。
帰りは怖い。
後戻りは出来ない。
忘れてはならない。

普段から虚無感には慣れていたが、今日は特別それを意識してしまった。
気だるい黄昏時( ´Д`)

昨日いいものを見つけた。

その名も電解水素水。
俗に言うところのアルカリイオン水。

何か焼酎とかウイスキーをこれで割ると味が変わると言う垂れ込みがあったので、嘘か誠か試そうと思い立ち、ペットボトルで購入。

半信半疑で晩酌用の焼酎「神の河」を普段使っている天然水と電解水素水でそれぞれを同じ割合で割ってみた。

まずは色味の違い。
天然水で割った方より、水素水で割った方が色味が濃い。

そして匂い。
これも水素水で割った方が香りが芳醇。薄まっているはずなのに原酒とほとんど変わらなかった。

最後に味。
これについてはハッキリとした違いが出た。
天然水で割った方も確かに美味いが、やはり味自体が薄まっているのに対して、水素水で割った方は味がしっかりと濃い状態で残っていた為、なおよろしい味であった。

なるほど。
水が違うだけでこうも差が出るとは、たかが水と侮れないものだ(’’
先日土曜日に職場の人に頭数合わせる為にと合コンへ強制的に引っ張り出された。

結論から言うと1人で居酒屋で飲んでた方が酒が美味い。
それだけ退屈かつ金を無駄に使った夜だった。


そもそも自分は出会いとか一切求めていないわけだ。


頭数合わせなら、わざわざ自分から喋る必要もないと1人で黙々と飲んで観察していたが、よくもまあ男も女も話題が尽きずに喋れるものだ。

呆れを通り越して感心する。

そんなにパートナーが欲しいものかね。
すぐに弾けて消える泡みたいな関係にすがり付こうとするのか?

私の感覚では理解できない。

1万円近くの大金が退屈な時間で消えた。
約2週間分の食費が無駄になった事を思うと虚しさを感じる。
職場のお客回りをしていると、Windows8の事についてよく聞かれる。

最低限の情報しか知らないのでどんなものなのか正確には答えられない。
ただ、出たばかりの新商品というのは、何かしら不具合が起きる可能性があるので
自分としては警戒してしまう。

コピー機とかも同じ。

とあるメーカーが7月に新製品を出したのだが、色々な不具合が全国的に起きているようで
メンテナンスをする側としては非常に辛い。

特に機械のリプレースで既存の機械から新品に替えた直後に起きると、お客さんから一気に信用を失ってしまう。
初動の対応を誤ると取り返しがつかない事もあるので、気が抜けない。

これが各地に支社があったりすると、一度本社を通ってからサービス店へ連絡がくるので話が大きくなっている事が多かったりする。

定期点検で1カ月に1度お伺いしているだけでも、それを修理回数としてカウントされていたり、不具合の状況が誇張されてしまったり。


伝言ゲームみたく内容が取り次ぐ度に変化して、悪い方向に向かっているのは仕方ないのかもしれんなぁ。

兎にも角にも誠心誠意で対応せねば。

うちの社長の口癖「相手の立場に立って考えろ」が頭の中で反響する黄昏時。
処理能力を超える仕事量にSAN値が限りなく0に近付いている今日この頃。

最近、ネットのニュースで終活というものが流行っているという記事を見掛けた。

存命中に墓の準備や葬儀を済ませておいて、死ぬ時には心置きなく死ねるようにするものらしい。

50歳――出来れば49歳でこの世とお別れしたいと思っているが、本音は30歳で人生終わらないものか……。

終活ノートなるものが売っているらしいので、今度買ってみよう。
本日は地元の土佐御苑に用事があって行ったのだが、駐車場の整理をしているオヤジの態度が凄まじく不愉快だった。

車椅子の同行者が居たのでスロープから上がろうとしたら、「そっちのスロープは車椅子で通るな。見て分からんか? 板張りじゃろうが。そんなんで通られたら傷まみれになるわ。向こうのスロープから上がれ」との御言葉が飛んできた。

流石は天下の土佐御苑。
従業員の教育が非常によろしいじゃないか。
初めて来た御客に対しても、辛辣な上から目線の言葉で接客する。

いやはや素晴らしい。
実に素晴らしい。

腹に業火が燃え滾るような感覚を覚えながら、受付へ向かうとそこでも素晴らしい光景と出会えた。

誰一人受付に居ない。
呼び鈴もない。
奥の事務所と思われる場所に声を掛けても反応なし。

しばらく待ち続けていると、何と受付カウンターの下からいきなり人影が現れた。
受付嬢と思しき人物は「何か御用でも?」と言った。

客を待たせて詫びも無し。
しかもカウンターの下にしゃがんでいたのなら、こっちの呼び掛けぐらい聞こえているはずなのだが。

まったくもって素晴らしい社員教育をされている。
末端でこれならば、さぞかし上の連中は褒め称えてやれるぐらいの人材がいるのだろう。

用事が終わって出る時も最初のオヤジは素晴らしい言葉で見送ってくれた。
私の同行者が沈みきった顔になるほどの。

土佐御苑は私達には随分と敷居の高い場所だったようだ。
今後、何があってもここには入らないでおこう。
例え、それが会議や祝賀会だったとしても御断りだ。
約2か月ぶりの更新……といったものの良い話題ではない。

先月の末に我が家に居候している猫一家の茶トラの雄猫・幸村が鼻と口からだらだらと血を流して横たわっている姿を見かけた。

病院に連れて行く間もなく、見付けた日の翌朝に亡くなったので埋葬に行った。

その時は家族と車にでも跳ねられたのだろうと思っていたのだが、この幸村君が亡くなった後から我が家の周辺で猫の不審死が相次いでいる。

先週の初めにはシャムの雌猫・星が鼻と口から血を流して衰弱死。

同じくその翌日にはもう一匹の茶トラの雄猫・新兵衛も鼻から血を流していたのを見掛けたが、仕事から帰って来た時には姿を消しており、現在も戻ってきていない(おそらく何処かで死んでいるのではないかと思われる)。

そして昨日も猫一家の中でも最年長の茶トラの雌猫・茶々が上記の猫達と同じ症状を発症して、今朝方亡くなってしまった。

ゴミ出しの時、近所の方と話す事があったので世間話ついでに聞いてみた。

その方も大の猫好きで三毛猫を飼っていたが、夜に散歩へ出た後、朝になっても戻らず心配して捜しまわったら納屋の中で口から血を流して死んでいたそうだ。

その三毛猫も我が家の猫達に共通しているのは、口や鼻からの出血。

この他の家でも猫が死んだり、衰弱しているらしくかなり穏やかではない。

ほんの2週間前後で同じ様な死に方をしている猫達が大勢いる事に正直ショックを受けている。

誰かが「猫いらず」でも蒔いたのだろうか?

残りの猫達には今以上に気を配っておかねばならない。

諸行無常

2012年3月4日 日々の報告
今日、従兄弟の結婚式が今年の12月に決まったという報告を受けた。
喜ばしい事だ。
うちの祖母がすごく喜んでいた。

が、しかし私の方は今日破局してしまった。
不幸中の幸いかドロドロの別れにならなかったのが救いである。
最後まで笑いながら今までの感謝を込めてさようなら、と後腐れなく終われたから良しとしよう。

男女の関係はまさに諸行無常。

一日に両極端な出来事が起こったのは何とも面白い。


さて、感傷に浸っていると「さっさとMTGのお題デッキ組めよ」と言われそうなので真面目に「ゾンビの黙示録4枚積み」を考えるとしよう。

期限まで残り1週間しかないわけだが……。

このネタが出ない時の感覚。
まさに漫画の原稿〆切が迫っている時の緊迫感。

窮地に立たされないと動けないって私も大概マゾだな。

種類変更

2012年2月16日 日々の報告
11~12日は京都観光に行って来た。

以前から行きたかった伏見稲荷は予想以上に良い場所だった。

千本鳥居がどこまで続くのかと巡っている内に山頂まで辿り着いてしまったのは嬉しい誤算だ。

参道の山中は冷たかったが、神域というのは非常に落ち着く。
死ぬならこういう静かな場所で人知れずひっそりと死んで逝きたいものである。
もちろん観光地などでは間違っても死ぬつもりはないのだが。

さて、忙殺されているせいか精神状態がよろしくないので急遽かかりつけの病院へ電話予約し、受診する事にした。

徐々に効力が強い薬に切り替えていっているのだが、症状が改善されているという感覚は得られないと話すと、服用している薬を変更して様子を見てみようと言われた。

ただ副作用は今のモノより出やすくなるそうなので、もしそれらの症状が出た場合はすぐに連絡して欲しいとの事。

果たして今回はどうなるだろうか。

最近何かの記事に書いてあった事で、なるほどと思ったものがあった。

『人生に幸福を感じる為には、常に「死」を意識して生きる事が大切』

常に自分が死ぬという事を頭に置いておく事で、生きている実感と何事かを成した達成感がより深く味わえるらしい。

これは面白い考え方だと思う。

死は避けられがちで嫌われ者だ。
避けて通れないにしろ、人は死を恐れて嫌う。

ならばそれを頭の片隅にでも置き続ける事で、ただ生きている事が幸せと感じられるのではないか、ということだろう。

しかし実践するには難しそうだ。

何をしても虚無感しか得られない今の私には非常に難しい事である。
ここしばらくは気温が氷点下になる事が多く、バイクもほとんど走らせていない状況が続く。

近所で道路工事や浄水施設の機器入れ替え工事の関係で、道路に散水してくれるので毎朝路面がガチガチに凍るのだ。

凍り付いた路面に加えて、カーブの真ん中にあるマンホールは冬場の凶器。
タイヤが乗ろうものなら一瞬でスリップ→転倒の方程式が成り立つ。

去年の12月は、それでバイクの左側面のカウルがボロボロになった。
車体自体にダメージはなかったものの、カウル自体が割れてしまったので一式交換する事になったが、総額およそ10万円……。

手痛い出費になってしまった。

明日は仕事が終わったら、夜行バスに乗って京都へ向かう。

土曜は主に京都市内の観光。
一昨年は行けなかった伏見稲荷神社へ参拝するのが主な目的。
他にも清明神社、平安神宮、清水寺…etc.

あちこち巡って精神的に癒されてこよう。

日曜は東方Project八雲家オンリーイベント「八雲幻想祭」に参加。

今回の旅行の主役。
テンション上げて行こうではないか。

何故か今回の京都観光は、まりも氏が供として付いてくる。
えーりん一筋の氏が何故?
タイトル通り週末は完全にDownしている今日この頃。

2月の京都旅行までに体調を整えたいものだ。

とはいえ、その旅行に行こうかという日に上司が仕事を入れようとしているため行けるかどうかすら危ういわけなのだが……。

さっさと人手が足りるのか足りないのか判断して、ハッキリとした指示を出してくれ。
でないと高速バスと宿泊先の予約をキャンセルも出来ん。
今年の運勢は「小吉」らしい
今年の運勢は「小吉」らしい
今年の運勢は「小吉」らしい
初詣で回った神社で引いたおみくじが全て小吉だった慧右介です、こんにちは。

年末は流奏君の家で忘年会兼MTGをやっておりました。
久々にスタンダードやりましたが、自分の使いたいカードを使えるのはいいですね。

やっと日の目を見た災火のドラゴンデッキver.赤単ですが、メインのはずだったドラゴンはそれほど機能せず。

槌のコス、オキシド峠の英雄の2名が一際輝いていた。

ヴェールのリリアナ登場→オキシド峠の英雄orコスの山エレメンタルが次ターンに突撃するというパターンが生まれておりました。

あと面白かったのは、私が隠れしウラブラスクを出した後、まりも氏が墓所のタイタンをプレイした時。

タイタンも引き連れてきたゾンビも揃ってタップ状態で戦場へ。

何という戦墓のグール状態。

皆々のデッキと対戦した感想。
先述の2名が出るか出ないかが勝負の分かれ目。
デッキの主である災火のドラゴンを活躍させるのはやはり難しい。
どうすればいいか現在試行錯誤している真っ最中。

続く忘年会では焼酎・ビールが主だって消費されました。
今回は日本酒を買い忘れるという致命的なミスを犯してしまったのが悔やまれる。


ヨコさんがあれだけ飲めるとは知らなんだよ(´Д`)
流奏君もそこそこ飲んでたような気がする。
苦楽氏はいつもより控え目だったかな。

焼酎のジンジャーエール割りは御好評だったようで何より。
次回の飲み会はカクテルでも作って振舞いたいね。
本日はメーカー主催のカスタマエンジニア試験の受験日だったので朝から車を走らせる。
会場まで家から約40分。
日曜の朝なのにそこそこの車の量があった。

試験は10:00スタート。
これに合格すれば、資格手当として給料に+5,000円されるので多少なりとも手取りが多くなるはず。

出題される問題は、マニュアルやカタログに載っている数字や内容が主であり、私達サービスマンが持つ技術よりも知識を問われるものが大半である。

試験自体、実際に現場で作業している人間が作っているわけではないそうなのでそれらを元にしているのは当然と言えば当然なのだが、割と引っ掛け問題や捻った答えを要求してくるため一筋縄ではいかない。

試験終了後に改めてマニュアル等で自分が回答した設問の正解を確認してみるとやはりあちこち間違っていた。
今回も落ちる事になるやもしれない。

帰宅後は、地元の神社の大祭に向けての準備を手伝う。
境内の掃除、御神輿の手入れ、当日の役割分担の確認などを話し合い解散。

既に時計は15:00を過ぎており、半日以上が終わっていた事に気付く。

それから後は家で犬小屋と猫の居住区を冬仕様に改修作業を行うことにした。
天気予報では明日から一気に冷え込むそうなので、可能な限りの防寒をそれぞれにしておかないといけない。

特に仔猫3匹はまだ身体も小さいので、敷物やエアーキャップ(いわゆるプチプチ)で小屋の周りや寝床を包んであげた。
これで幾分寒さを和らげる事が出来ると思う。

犬も小屋の敷物を冬用の厚手の生地に変え、猫の所と同様に小屋の周囲を断熱シート等で囲い込み、雨避けのトタン屋根も日光が入りやすいように透明な物に交換しておいた。

今までが暑過ぎた分、急な冷え込みは堪らないが本来この時期はもう寒くても良いぐらいだと思う。
これを機に山は紅葉で色付いてくれるのだろうか。
本日は朝から大雨。
小雨程度ならバイクで職場に通うのだが、これだけ土砂降りになると視界も悪いし、何より路面が滑るので下手をすれば転倒しかねない。
よって今日は自家用車で出勤。

通勤途中やたらと道が混んでいたので事故でもあったのかと思いきや道中にあるユニクロが朝6時からセールを行っていたため、それ目当てに並んでいる連中の車が道を埋め尽くしていたのである。

はっきり言って邪魔な事この上ない。
一介の店舗が自店の利益のためだけに、主要道路の交通を妨げるのは如何なものか。
毎度この渋滞に巻き込まれる度に浮かぶ疑問である。

会社へ到着するや運送屋からコピー機2台が到着。
月曜日に納品する機械のため、すぐにセットアップ作業を始める。
インナーフィニッシャーの取り付け、FAXの設定、その他オプションの取り付け……1台当たりおおよそ1時間程度の作業。

BGMにゼノギアスのサントラから「海と炎の絆」を流しつつ、マニュアルを片手にセットアップ開始。
大体自分が作業する時は上記の曲を流している事が多い。

しかし一人で作業をしているとついつい独り言が多くなる。
そのため気が付いたら見えない誰かと会話している。
こんな姿は傍から見れば危ない人間にしか見えないだろうが・・・。

1台目のセットアップが終わろうかという頃、携帯にメールが届いた。
送り主は某オンラインゲームで知り合った友人。
つい2週間ぐらい前に日本酒談義で盛り上がったばかりだったので、また良い酒の情報を送ってきてくれたのかと思ったのだが

結婚が決まりました。

とのメッセージだった。

これはおめでたい。

久し振りに良い事を聞けた気がする。

気持ち的にこちらも嬉しい話だ。
これは祝福のメッセージを送らねばなるまい。
まずは「おめでとう」と返信し、改めて祝電は送らせてもらう旨を伝えた。

しかしながら、こういう話を聞いていると私も結婚について真剣に考えねばならない時期が来たという事を思い知らされる。

一度、彼女と真面目に話してみるのがいいかもしれない。
いつまでも遊んでいられないし、避け続けられないだろうし。
愛犬の手術が無事に終わって5日目。
少しずつではあるものの元気を取り戻している。

顔色も随分と良くなり、短時間ではあるが散歩も自発的に行こうとするようになったのは嬉しい限りである。

病院からは貧血気味だということで、抜糸するまでレバー等の造血作用があるものを食べさせるようにと指示を受けており、朝晩の餌にレバーを軽く焼いて混ぜている。

ところがレバーの美味しさを知ったためか、それを食べ終わると今までのドッグフードは美味しくないのだろう。
鼻先で御椀をひっくり返してばら撒くようになってしまった。

完治したらこれまで通りの生活に戻るわけだが、少々我儘になったこの犬は果たしてそれを受け入れるのだろうか。
我が家にいる3匹の犬の内、1匹が病に伏せってしまった。

先月終わり頃から食欲もなく、朝晩の散歩も少し歩いてはしゃがみ込んでしまうように。
その頃は丁度盛りだったので、どこぞの雄犬と絡んで妊娠したのでは?と思っていたのだが、余りにも衰弱が激しかったので動物病院で診察してもらった。

診断結果は「子宮蓄膿症」というもの。
これは子宮内で大腸菌等の細菌が異常繁殖し、炎症が酷くなり膿が溜まり続けるほど悪化する細菌感染症で放置した場合、膿が溜まり過ぎて子宮が破裂し腹膜炎や敗血症を起こして死ぬケースもあるらしい。

すぐにでも手術して患部の摘出が望ましいと獣医の先生から言われた為、急遽11日に手術を行ってもらう事にした。
しかしその日は私が仕事を休めないため、母に当日の事を頼む事にした。

こういう時は家族の存在がありがたい。
母には初診の時から今日まで毎日抗生物質の点滴に連れて行ってもらっており世話を掛けている。

手術当日は朝9時半に病院で入院手続きを行い、10時から半時間~1時間ほど時間を掛けて麻酔を施してから施術に入るそうだ。
無事に終われば翌日には退院出来るとの事だが、どうなるか……。

愛犬の生命力を信じて託すしかない。
もうどうにでもなれ。
痛めた右手が非常に煩わしい。

バイクは乗れない、ペンは握れない、弓の弦は引けない、居合刀は持てない……自分にとってのストレス発散が全然出来ないこの状況が尚一層の苛立ちを募らせる。

追い打ち掛けるかの如く会社では上司の失敗を濡れ衣として着せられる有様。
所詮私は会社では最底辺の人間。
救いようのない上司の身代わりも“立派な仕事”だろう。

今は吐き出す言葉に棘どころか剃刀が付きそうである。

こういう時こそ無我・無心・無感の境地でいなければならぬのだが……。
それを実現するには何とも難しい浮世の厳しさであろうか。

私の心情風景にある樹海は深淵とした暗闇が延々と続いている。
行く先を照らすのは木々の間から差し込む微かな月明かりのみ。
地面は木々の根が隆起して足を引っ掛ける。
だが、この暗闇が逆に落ち着くし心地良い。
自分の心が壊れるか壊れないかの瀬戸際で、隙あれば深淵が心を喰らおうと口を開けているギリギリの状況が楽しくて仕方ない。

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